素読 - Sodoku

 「学ぶ」「真似ぶ」ことをこれほど単純明快に且つ効果的に実践できる学習法が実は「素読(そどく)」かもしれません。


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【子どもたちへのメッセージ】

人は生まれてきて喋れるようになるまでには、親や他の人が喋っていることをとにかく真似します。最初はうまく言えなくて成長過程の微笑ましい一コマになったりするのですが、取り敢えず自分の口で喋るということをしています。

つまり誰しもが幼い時は、知ってか知らずか本能的に他を真似して喋っていたことを意味します。


幼い時は真似して覚える能力の最絶頂期と言えます。

この新しいことを覚えることに驚異的な能力を有している子供達に、良い言葉を与えられているでしょうか?


「難しいから」、「子供にはまだ早い」

素晴らしい古典や漢文を子供から遠ざけていませんか?

子供の能力を甘くみてはいけません。驚異的な吸収力を持っている子供達は難しい古典や漢文の言い回しも自然と「真似び」ます。

そこから語彙力や文章構成力、また文語体特有の言い方なども真似びます。

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※このメッセージは子どもたちへのものです。

 現代的な諸々の問題で、このメッセージはアプリ画面に載せれませんでした^^

 (読み返すと「そう言う直接的なものでもないような…」とも思いますが、まぁ現世法に従うしかありますまい^^)


※その代替案として以下のメッセージを書きました。

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どのように素読が成立したのか?と言う点は他の文献に譲りますが、要はこれが効果的だったからと言えましょう。

基本的な流れは、先ずはとにかく読むこと、つまり「素読」の実施。時として「斉読」(一斉音読)といってみんなで一緒に音読もしたりします。

そして、ある程度スラスラと唱和できる様になると意味の解説に入ります。これが逆だと有難い講釈も聞いたその時だけ「分かったつもり」になって次の日には忘れてしまいますね。理屈で成り立ったのではなく、自然と成り立ったと思ってますが、要はこの辺に秘訣がありそうです。「学ぶこと」自体が有り難いものであって、それを受ける側としての最低限の姿勢としてその文章を「知っていること」「読み上げることができること」と言うのは至極自然な考えで合理的です。「学び」に対するあるべき姿勢とか心構えも暗黙的に伝えられ、むしろそれこそが要諦だったのではとさえ思えます。(長くなるため省略しますが、現代人はよほど恵まれておりますが、肝心のこの要諦は誰から誰にどの程度伝えられてるでしょう?)

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※これ以降は子どもも大人も同じメッセージです^^


「読書百遍意自ら通ず」

何百、何千、何万回と繰り返し読むことで、内容をいつでも頭の中で振り返ることができ、その意味や概念を考える素地が出来上がります。

素読は一見遠回りに見えても、概念を深く探求するためには結果的に一番の近道かもしれません。


古典が古典として多くの人に愛されて残ってきたことも、それなりに理由があります。文章的美しさ、テンポの良さ、全体を通しての論理展開の巧みさ、などなど。

先人達が何百、何千年を通して「ふるい」にかけてきてくれた古典を学ばないのは勿体ないことです。

古典に限らず、素晴らしい文章に巡り会えることは喜ばしいことです。


また英語学習などでも言われますが、とにかく読むことが良い、つまり自分の口で発声して、自分の耳で聞いてフィードバックを受けることで、発声を矯正したり文章を覚えたりすることに繋がるようです。


これらを総合すると素読は「感覚」を養う学習と言えそうです。つまり壮大に言えば五感をフルに使って体に覚えこませる、染み込ませるという、人の能力の発揚と言えます。頭と体のバランスつまり感覚を養うことは、学問に進むにせよ、運動に進むにせよ他の全てに繋がると言えるのではないでしょうか。


とまあ科学的に素読の効用はいろいろ言われますが、難しいことは抜きにして良い文章を朗々と読んでみましょう!


素読 - Sodoku - App の紹介

Google Play で手に入れよう

【アプリの特徴】

・最初にコンテンツ(教材)を選びます。教材は古典を中心に拡充していく予定です。

・素読をする画面では、模範として教材を読み上げる機能があります。

※ver.1.2.0以降 でついにコンセプト修正しました!TTS(Text To Speech)から音声ファイル再生方式にしたため、端末やバージョンによる読み上げ方の違いが無くなりました!

※ただし音声ファイルが取得できなかった場合は、スマホの読み上げ機能(TTS)を使用するため、一部発音がおかしかったり聞き取りづらい箇所がありますが、ご了承ください。(新しいテキスト追加時に読みが正しいか確認してますが、スマホのバージョンアップで読み上げ方が変更になり正しくなくなる場合があります。)・読み上げを聞いてみたり、合わせて声に出して読んでみたりしてください。

・寺子屋的な雰囲気を出すために教材の画像を表示してます。(習字や昔の字(くずし字・古文書)の学習にも使えます。)

・当時の寺子屋の生徒(寺子)がこういった教材で読み書きを習ってたたんだろうなと感慨深くなれます。


素読サンプル





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