2020年3月14日土曜日

大きい数字。桁の大きい数字。数の単位。K M B T Qa Qi ...

大きい数をまとめた。

接尾辞
Suffix
記号
Abbreviation
名称
Name
Value
0〜9
-illion
0 cero
K
thousand(kilo)
103
1 uno
M
million
106
2 dos
B
billion
109
3 tres
T
trillion
1012
4 quatro
Qa
quadrillion
1015
5 cinco
Qi
quintillion
1018
6 seis
Sx
sextillion
1021
7 siete
septiembre
Sp
septillion
1024
8 ocho
octubre
Oc
octillion
1027
9 nueve
noviembre
No
nonillion
1030
10〜19
-decillion
-d
10 diez
diciembre
Dc
decillion
1033
11 once
Ud
undecillion
1036
12 doce
Dd
duodecillion
1039
13 trece
Td
tredecillion
1042
14 catorce
Qad
quattuordecillion
1045
15 quince
Qid
quindecillion
1048
16 dieciséis
Sxd
sexdecillion
1051
17 diecisiete
Spd
septendecillion
1054
18 dieciocho
Ocd
octodecillion
1057
19 diecinueve
Nod
novemdecillion
1060
20〜29
-vigintillion
-vg
20 veinte
Vg
vigintillion
1063
21 veintiuno
Uvg
unvigintillion
1066
22 veintidós
Dvg
duovigintillion
1069
23 veintitrés
Tvg
trevigintillion
1072
24 veinticuatro
Qavg
quattuorvigintillion
1075
25 veinticinco
Qivg
quinvigintillion
1078
26 veintiséis
Sxvg
sesvigintillion
1081
27 veintisiete
Spvg
septenvigintillion
1084
28 veintiocho
Ocvg
octovigintillion
1087
29 veintinueve
Novg
novemvigintillion
1090
※定義自体はこの先もまだまだ続く。
 接尾辞(Suffix)の数字の横に書いたのはスペイン語での数字の読み方。
 (一部カレンダーの読み方も併記)

国際単位系版 (SI : Système International d'unités)
国際単位系
SI
Short Scale
記号
Abbreviation
名称
Name
記号
Abbreviation
名称
Name

Value
接尾辞
Suffix
-
-
-
one
100
-
-
da
deca
-
ten
101
-
h
hecto
-
hundred
102
-
k
kilo
K
thousand
103
0〜9
-illion
0 cero
M
mega
M
million
106
1 uno
G
giga
B
billion
109
2 dos
T
tera
T
trillion
1012
3 tres
P
peta
Qa
quadrillion
1015
4 quatro
E
exa
Qi
quintillion
1018
5 cinco
Z
zetta
Sx
sextillion
1021
6 seis
Y
yotta
Sp
septillion
1024
7 siete
septiembre
R
ronna
Oc
octillion
1027
8 ocho
octubre
Q
quetta
No
nonillion
1030
9 nueve
noviembre
※Short Scaleについては、中盤くらいの説明参照。

和名対応版
接尾辞
Suffix
記号
Abbreviation
名称
Name
Value
和名
Japanese
備考
0〜9
-illion
-
-
-
100
one
1
-
ichi
1
-
101
ten
10
juu
10
102
hundred
100
hyaku
100
0
cero
K
thousand
(kilo)
103
one
thousand
1K
sen
1,000
104
ten
thousand
10K
man
一万
ichi-man
1 man
0
105
hundred
thousand
100K
(same as
below)
十万
juu-man
10 man
1
uno
M
million
106
1M
百万
hyaku-man
100 man
107
10M
千万
sen-man
1,000 man
108
100M
oku
一億
ichi-oku
1
2
dos
B
billion
109
1B
十億
juu-oku
1010
10B
百億
hyaku-oku
1011
100B
千億
sen-oku
3
tres
T
trillion
1012
1T
chou
一兆
ic-chou
2
1013
10T
十兆
juc-chou
1014
100T
百兆
hayku-chou
4
quatro
Qa
quad
rillion
1015
1Qa
千兆
sen-chou
1016
10Qa
kei
一京
ik-kei
3
1017
100Qa
十京
juk-kei
5
cinco
Qi
quin
tillion
1018
1Qi
百京
hyak-kei
1019
10Qi
千京
sen-kei
1020
100Qi
gai
一垓
ichi-gai
4
6
seis
Sx
sextillion
1021
1Sx
十垓
juu-gai
1022
10Sx
百垓
hyaku-gai
1023
100Sx
千垓
sen-gai
7
siete
septiembre
Sp
septillion
1024
1Sp
𥝱
jo
一𥝱
ichi-jo
5
1025
10Sp
十𥝱
juu-jo
1026
100Sp
百𥝱
hyaku-jo
8
ocho
octubre
Oc
octillion
1027
1Oc
千𥝱
sen-jo
1028
10Oc
jou
一穣
ichi-jou
6
1029
100Oc
十穣
juu-jou
9
nueve
noviembre
No
nonillion
1030
1No
百穣
hyaku-jou
1031
10No
千穣
sen-jou
1032
100No
kou
ik-kou
7
10〜19
-decillion
-d
10
diez
diciembre
Dc
decillion
1033
1Dc
十溝
juk-kou
1034
10Dc
百溝
hyak-kou
1035
100Dc
千溝
sen-kou
11
once
Ud
un
decillion
1036
1Ud
kan
ik-kan
8
1037
10Ud
十澗
juk-kan
1038
100Ud
百澗
hyak-kan
12
doce
Dd
duo
decillion
1039
1Dd
千澗
sen-kan
1040
10Dd
sei
一正
is-sei
9
1041
100Dd
十正
jus-sei
13
trece
Td
tre
decillion
1042
1Td
百正
hyaku-sei
1043
10Td
千正
sen-sei
1044
100Td
sai
一載
is-sai
10
14
catorce
Qad
quattuor
decillion
1045
1Qad
十載
jus-sai
1046
10Qad
百載
hyaku-sai
1047
100Qad
千載
sen-sai
15
quince
Qid
quin
decillion
1048
1Qid
goku
一極
ichi-goku
11
1049
10Qid
十極
juu-goku
1050
100Qid
百極
hyaku-goku
16
dieciséis
Sxd
sex
decillion
1051
1Sxd
千極
sen-goku
1052
10Sxd
恒河沙
gou-ka-
sha
恒河
(same as
below)
12
1053
100Sxd
恒河沙

17
diecisiete
Spd
septen
decillion
1054
1Spd
恒河沙

1055
10Spd
恒河沙

1056
100Spd
阿僧祇
a-sou-
gi
阿僧祇

13
18
dieciocho
Ocd
octo
decillion
1057
1Ocd
阿僧祇

1058
10Ocd
阿僧祇

1059
100Ocd
阿僧祇

19
diecinueve
Nod
novem
decillion
1060
1Nod
那由他
na-yu-
ta
那由他

14
1061
10Nod
那由他

1062
100Nod
那由他

20〜29
-vigintillion
-vg
20
veinte
Vg
vigintillion
1063
1Vg
那由他

1064
10Vg
不可思議
fu-ka-
shi-gi
一不可
思議

15
1065
100Vg
十不可
思議

21
veintiuno
Uvg
un
vigintillion
1066
1Uvg
百不可
思議

1067
10Uvg
千不可
思議

1068
100Uvg
無量大数
mu-ryou-
tai-suu
一無量
大数

16
22
veintidós
Dvg
duo
vigintillion
1069
1Dvg
十無量
大数

1070
10Dvg
百無量
大数

1071
100Dvg
千無量
大数

23
veintitrés
Tvg
tre
vigintillion
1072
1Tvg
-(未定義)
undefinded



1073
10Tvg


1074
100Tvg


24
veinticuatro
Qavg
quattuor
vigintillion
1075
1Qavg


1076
10Qavg
-(未定義)
undefinded



1077
100Qavg


25 veinticinco
Qivg
quin
vigintillion
1078
1Qivg


1079
10Qivg


1080
100Qivg
-(未定義)
undefinded



26
veintiséis
Sxvg
ses
vigintillion
1081
1Sxvg


1082
10Sxvg


1083
100Sxvg


27
veintisiete
Spvg
septen
vigintillion
1084
1Spvg
-(未定義)
undefinded



1085
10Spvg


1086
100Spvg


28
veintiocho
Ocvg
octo
vigintillion
1087
1Ocvg


1088
10Ocvg
-(未定義)
undefinded



1089
100Ocvg


29
veintinueve
Novg
novem
vigintillion
1090
1Novg


1091
10Novg


1092
100Novg
...





日常生活ではT: trillionくらいまでしかお目にかからないが、
それ以上の数はむしろゲームでよく目にするようになった。

1024: Sp: septillion, 1027: Oc: octillion, 1030: No: nonillion, 1033: De: decillion はカレンダーの
9月: septiembre, 10月: octubre, 11月: noviembre, 12月: deciembre (スペイン語)
9月: september, 10月: october, 11月: november, 12月: december (英語)
と2ヶ月ずれていると思うが、そもそもカレンダーの方が、
今の呼称とずれてしまったようだ。
※なお、なぜスペイン語を併記しているかというと、単に私がなんとなくスペイン語を勉強してるからというだけです^^
おそらくカレンダー呼称に限らず西洋の命数法全体的にもラテン語で考えた方がよりしっくりくるはずです。
本格的に調べたい方はぜひラテン語にも精通してみてください!
※もしこれを読んで本気で学ぼうと思われた方は、本当にラテン語で方向性があっているかどうかはご自身で確認お願いします🙇‍♂️
 もしも方向性がずれてたら申し訳ありませんので。。。

もともとローマ暦では今でいう「3月」が1番目の月だったので、
「9月」が7番目=septiembre
「10月」が8番目= octubre
「11月」が9番目= noviembre
「12月」が10番目= deciembre
ということだったらしい。

また、接尾辞(Suffix)に書いた 0, 1, 2, 3, ... を「S」とすると、
値は 103(1+S)と表せる。
例えばSp: septillion であれば septiembreを連想して
7 なので、3 × (1 + 7) = 24 となる。
(実生活では何の役にも立たないが。
生活していて「あれ?Spは10の何乗だろうか?」と
思ったら、インターネットを調べるだろう。)

(更に余計なことを言うと、
M: million は U: unillion
B: billion は D: Duollion
とかの方が体系的にすっきりするが、
インド・ヨーロッパ語族でもないものが
何を言ってるかとか言われそうなので
何も言わない。)

ーーー
国際単位系:SI (Système International d'unités)も追記した。
こちらは、科学界で使うのでキッチリ定義されている。(この後の説明で呼称の拡張の話が出てくるが、SI上はようやく「〜illion(Suffixの0〜9)」の領域が終わったくらいなのでホッとした)
R: ronna = 1027
Q: quetta = 1030 は、2022年に制定された!地球の重さは 約6 Rg (ロナグラム)らしい^^

ーーー
和名については「塵劫記」(jin-kou-ki)と言われる書物が原典だそうだ。
(『命数法』出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 2020年4月16日 (木) 02:52 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)版より)

和名の右端の備考に、西洋方式に倣って順番に数字を振ってみた。
この数字を「J」とすると、値は 104(1+J)と表せる。

和名では1068: 無量大数 までしか定義されていないが、日常生活で
そこまで大きな単位を使う事がないので問題となっていないだけである。
もしも千年後とかに日常的に那由他とか無量大数とかまで使う必要が
出てきたら定義が拡張されるのだろう。
「日常的に」というのがミソで、K, M, B, T とか 万, 億, 兆, 京 とかは
単なる「呼称」であるという事。
「表記」としては、それこそ101,000,000,000,000,000とかいくらでも
表記できるので、数学上は困らない。

また、例えば通貨だが、日本だと「銭」から「円」になったように、
インフレによって「はかり」が実態に即さなくなったら、扱いやすい
尺度に変えてしまえば良いので、那由他とか無量大数などが
日常でそのまま使われる事はあまり考えられないのであるが。
(記憶に新しいのはジンバブエドルのハイパーインフレであるが、
 それと同じような事が起きれば、無くも無いのかも知れないが。
 ただそうだとしても、制度として無量大数の次を決めるよりも
 尺度を変えるほうが先に決まるだろうからその線でも考えられない。

 敢えて例えるならば、1円〜1兆円くらいの圏内で生活している人たちと、
 無量大数円くらいのお金をやりとりする人たちが同居する社会とかだったら
 無量大数の次を考えなければならない、とかだろうか。
 つまり超格差社会。せっかくだから言うと無量大数格差社会。
 ただしこの場合も無量大数円くらいのお金をやりとりする人たちは
 そのままでは扱いにくくて仕方ないだろうから、円に代わるものに
 してしまうだろう。)

ーーー
無量大数より大きい単位の拡張方式は大まかに以下の2案が考えられる。
案1:無量大数の次の新しい定義文言を追加していく方式。
案2:現在の万から無量大数までの単位をベースにして、西洋方式に
   倣って、「接尾辞」化して拡張する方式。


案1だと定義文言を次々と考えていかなければならないし、既に
「無量大数」という最上級っぽい文言を使ってしまっているので
なかなか大変そうである。
上記で引用した「名数法」に載ってるが、仏典ではもっとたくさんの
文言があるので、それに倣うなども考えられるが、現状の塵劫記の
定義を廃止して新しい定義に置き換えるのは、塵劫記の定義が既に
広く使われてしまっている事から、なかなか考えにくい。

案2は、西洋方式の接尾辞が
10〜19ではdecillionを付けて、接尾辞が無いものから 1033
20〜29ではvigintillionを付けて、接尾辞が無いものから 1063 倍
という方式を真似る。西洋方式は10ずつなのでわかりやすいが、
和名方式だと万〜無量大数まで16ずつなのでややこしい。

また、接尾辞も、末尾に文字を追加するか、または漢字自体を
拡張するか。
末尾に文字を追加するというのは、例えば仏典を真似して、
末尾に「転」を付けるとかである。
漢字自体を拡張というのは、例えばしんにょうを付けるとかである。

漢字拡張方式だと「恒河沙」とか複数文字になった時にうまくいかない。
拡張する部首の組み合わせも限界がある。
また、上記の例だと「一周」しか拡張できないので、せっかく拡張するのに
もったい無い。

末尾に追加する方式の方が良いが、できれば無限にループして
拡張できる「何か」が良い。

ここでは一旦「転」を付けるサンプルを書いておく。
億転: 1072
兆転: 1076
京転: 1080
垓転: 1084

無量大数転: 10132
といった具合である。

西洋方式だと103がベースで「一周」ごとに103*10ずつ増えていく。
和名方式だと104がベースで「一周」ごとに104*16つまり1064ずつ増えていく。

「万転」はないのか?と思われるかも知れないが、西洋方式の
接尾辞を観察するとわかるが、接尾辞上では「0」は使われずに
「10」の方を使ってるということである。
あえて言えば「万転」=「無量大数」である。
西洋方式に逆適用すると
kilodecillion = decillion または、
thousandecillion = decillion ということ。

最後に、第3案としては、こんなややこしいことするなら、
「無量大数」の次は西洋方式を用いましょうという案^^

と思ったが、あちらはあちらで short scale と long scale の問題があることが分かった。
このページで書いた「西洋方式」というのは short scale 側だった。
(『西洋の命数法』出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 2020年6月4日 (木) 20:18 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)版より)

この多様性は言語学のようだ、というか正に数字と言語を結びつけるための呼称
=「命数法」の問題ということに行き着く。
(最近話題のABC予想にちなんでに言えば「数言際」だろうか。
 ※ABC予想も含めて数々の予想を証明できる理論として、望月教授が開発した「宇宙際タイヒミュラー理論」のこと。)

数学的に見れば、「1つの数字に1つの名前をつける」というごく単純な1:1プロット問題なのだろうが、現実世界では歴史とか文化とかが絡んでここまで深遠な世界が広がっているのである。
(言ってみれば「自由度無限大の目で1:1プロット問題を眺める」と言ったところだろうか^^ 「自由度無限大」というのが現状では「人」とか「人類」になってくるだろうが、これは別にいくらでも拡張可能な話。自分で言っておきながら訳が分からなくなってきた^^)

もしもこの命数法問題を根本的に見直したいという人は大変である。
まずは、なぜ 0, 1, 2, 3, ... を
英語では、 zero, one, two, three, ... ※あ、これもラテン語の派生と捉えるなら、やはりラテン語で考えた方が良いですね^^
和名では、 レイ(零), イチ(一), ニ(二), サン(三), ...
という「読み方」にしたのか?というところから見直さなければならない✌️ (歴史学とか言語形成学?とかの分野)
そこをすっ飛ばして「完璧な」命数法を編み出したとしても、今度は世間が受け入れてくれるか?世間に浸透するのか?という問題が発生する。(それとも「完璧」であれば意外とすんなり受け入れてくれるものなのだろうか?ちょうどいいので独裁国家とかで試してもらいたいものだ^^)

なお「完璧な命数法」とは以下のようなものである。
・単位の名称文字列は有限長であること。(そうしないと読み終わることができない^^ もしも無限長だったら、うっかり読み上げ始めてしまった人は最悪で、それを読むために一生を使い果たすことになる。。)
・(できれば)無限に拡張可能であること。
(ちょっと考え直したところ、1つ目の条件はなくても良いかもしれない。実際に読み上げるかどうかは別問題であって、別に呼称も無限長でも構わないだろう。今回はとりあえずこの条件で話を進める。)

結論としては、有限個の文字とか単語の結合及び組み合わせ問題なので、文字列を無限長にしない限りは無限に拡張は不可能ということになるだろう(残念!)
無限とは恐ろしいもので、表に書いた 無量大数 = 1068 とか、Novg (novemvigintillion) = 1090 とかは無限サイドから見ればゴミみたいなものなのである。
有名どこだと、googol = 10100 とか googolplex = 10googol = 1010100 とかもあるのだが、googolplexであってもたかだか1の後ろに0が10100個つくだけである。(←話を誇張するためにこのように書きましたが、0近傍の我々からすると、ものすごくバカでかい数です😅)
※ちなみに話は変わるが、無限サイドから素数を求めていく手法を見つければBitcoinで大金持ちになれる^^
思えば、無限サイドと0近傍の関係というのは「お互いに観測できるのか?」という問題とも言える。人とか一般生活上はたまたま0を起点として0近傍から無限近傍を考えているだけであるが、無限近傍から0近傍を見れば「無限だ」と思われることだろう。
まさに裏返しの世界である。望月教授の宇宙際タイヒミュラー理論の言葉をお借りすれば、0近傍という宇宙(舞台)と無限近傍という宇宙(舞台)の問題と言えるかもしれない。ここで観測(通信)する観点は「近似」とかになってくるのかな?(数学的には無茶苦茶なことを言ってるかもしれませんので、ご了承ください🙇‍♂️) (このアイデアについては既述 近傍を変える と 数学上に「不明」を導入も参照。これは「あるのでもなく、ないのでもない」という概念に発展していくものですね✌️)

「命数法は数学側に近い話なので、言語文化でも特別に「億2 = 1072」という表記を許容してはどうか?」という意見もあるかもしれない。(まずは言語学者が絶対に許さないだろうが^^;)
もしも運よく許容されたとしても、乗数が呼称の上限を超えた時にやはり読みようがなくなってしまうのである(残念!)
解決策としては「乗数部分も和とか積にすれば良い」というものがある。

つまり、「無量大数 = 1068」を呼称の上限とした場合は、
無量大数 = 1068 = 104 * ( 1 + 16)
2 = 1072 = 104 * ( 1 + 16 + 1 )
2 = 1076 = 104 * ( 1 + 16 + 2 )
...
無量大数2 = 10132 = 104 * ( 1 + 16 + 16 )
3 = 10136 = 104 * ( 1 + 16*2 + 1 )
3 = 10140 = 104 * ( 1 + 16*2 + 2 )
...
無量大数3 = 10196 = 104 * ( 1 + 16*2 + 16 )
...
10 = 億 = 10584 = 104 * ( 1 + 16*9 + 1 )
10 = 兆 = 10588 = 104 * ( 1 + 16*9 + 2 )
...
無量大数10 = 無量大数 = 10644 = 104 * ( 1 + 16*9 + 16 )
...
...
1068 = 億無量大数 = 104 * ( 1 + 16*(1068 - 1) + 1 )
1068 = 兆無量大数 = 104 * ( 1 + 16*(1068 - 1) + 2 )
...
無量大数1068 = 無量大数無量大数 = 104 * ( 1 + 16*(1068 - 1) + 16 )

といった感じである。※すいませんが、最後の億無量大数〜無量大数無量大数は、10の何乗がものすごいことになるので実際に数を表すのは省略しました^^ また、上記は何かしらミスってるかも知れません😅
(なんだかこれを書いてて何をしたいのか訳が分からなくなってきた^^;)

「転」をつけるサンプルで言えば、億2 = 億転 である。
また、お気づきの通り 億 = 108 なので、数学の計算的には、 億2 = 億 * 億 = 108 * 108 = 1016 なので、呼称用表記とは整合性が合わなくなってくる。(先に気づけばよかったが、もうこの時点でこの案は脱落だろう^^)

続いて、読み方の問題。例えば「億1068」つまり「億無量大数」は、「億の無量大数乗」(または「億の10の68乗」)と読むし、
「億1069」つまり「億1068*10」は、「億10無量大数」= 「億十無量大数」は、「億の十無量大数乗」とかになってくる。
もちろん読み方のルールを厳密に決めれば読めるのだが、そこまで規定した時に、人々は結局読んだとしても読んだ内容を計算によって0が何個つくのかを求めなければ、それが一体どれくらいの乗数なのかは「瞬時には」わかり得ないということに気づくのである。

話が呼称に戻って来るが、呼称とは結局は命名した対象を把握するものであって、命数法で言えば例えば「兆」とは一体どれくらいかという「概念」は「兆」を聞くことで、和名に親しんだ人であれば聞いた瞬間にどれくらいの「層」に属しているかを知ることができるのである。
この「人とか生活面から見た観点」を「ボトムアップ的命名観点」とでも呼んでおこう。

他方で、「実在する以上は全てのものに名称をつけれるはずだ」といった、トップダウン的な考え方もある。
これを「トップダウン的命名観点」と呼ぶとしよう。

命数法とはいわば、ボトムアップ的命名観点とトップダウン的命名観点が最も顕著に顕在化しやすい概念であったということがわかったというだけでも、今回の考察は意味があったのではないだろうか?(というか、ここまで書いたのであったと信じたいだけなのだが😅)

数学の組み合わせ問題的にも有限長かつ無限に拡張できる呼称は実現不可であることは分かったし、いくら頑張ったとしても結局は「人」側の「認識」が追いつかなくなることも分かったため、呼称問題は、あくまでも「みんなが」「納得する・できる」または「実際上困らない」範囲で決めれば良いのではないだろうか、と思った次第である。


一応頑張って話を続けるならば、log(ロガリズム。対数)を持ってきて、そちら側で命名していくことも考えられる。この点については紙面が足りないため、また別の機会としよう。。
(logにしても呼称が無限長になるのは変わらないが、少しは領域を「把握」しやすくなるだろう。logを「入れ子」にしていけば、ルール上は無限に拡張可能?)

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