2023年2月13日月曜日

Windowsエクスプローラーの検索でヒットしない

業務でWindowsを使っていて、エクスプローラで検索してもファイルがヒットせず、いらない時間を消費したため一言。

あるバージョンのファイルがあるかどうか検索したくて、 1.0.0とか 2.3.4 などのよく使われてるバージョン表記法で検索してみたのだが、ヒットしなかった。
そのため、ファイルは存在しないと思ったが、実際にはファイル名に検索したバージョン番号を含んだファイルが存在していた。。( textfile_2.3.4.txtとか)

原因はWindows OSのバージョンのどこからか、単語ベースでの検索になったためらしい。。
確かに「昔はこんなことはなかったはずだ」と感じた通りである。(というか私がWindows 10とかWindows 11の検索挙動が違ってることに気づくのが遅すぎだが^^;)

よって、単語とみなされない文字列で部分一致検索をしたい人はコマンドプロンプトなりPower Shellなりを使えと言うことなのだろうか?
(頑張って良い方に考えるならば、この部分はMSは放棄したので、どうぞサードパーティが自由に検索機能を作ってください!と言う大風呂敷を広げたと言うことだろうか?(しかし放棄は良くないかな。。))
また、多分Windows XPとかWindows 7の頃は単純部分一致検索もできてたはずで、それに親しんできた人についても、下手をすると「過去の人は知りません」的な態度に受け止められてしまう。

もしかして私の方がずれていて、世の中的に、世界中のOS的に「単語ベース検索」一本化が進んでいるのかと不安になって、念のためにMacで同じ検索をしてみたが、Macだと親切に「Name Contains "x.x.x"」のように部分一致検索のオプションも候補表示される。

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既述「Windows の新規作成ショートカットの遍歴」にも書いたが、MSはどうもこのようなすごいのだか、すごくないのだか分からないやらかしをやってくれるのである^^(慣れっこにとっては「やれやれまたか」とか飽きられ(諦められて)いるのだろうか?)

頭良すぎて、現実でやってることがずれすぎていると言うか^^。。(現実とずれてしまう時点で、本当に頭が良いとは言えないのだろうが)

Windows 8のスタートメニューの話と同様、今回の検索機能についても、MS内部でも「流石にそれはマズいんじゃ。。」と思っている人は必ずいるはずだが、MSではなぜかそういった声は届かないらしい。
「番号の一部で検索とか一般コンシュマーがすることは100%あり得ず、そんなことをするのはエンジニアだけであって、エンジニアはどうぞご自身のスキルを発揮して部分検索でもなんでもすればいいではないか!」とか逆ギレして済まそうとしているのであろうか?^^

何というか、何か物事の黎明期には紆余曲折がありがちであるが、これほど黎明期を、紆余曲折を体現した組織もある意味すごいと思った次第である。周りからやらかすことを期待されて、まんまとやらかす側のプレイヤーとなることを自ら甘んじて享受しているということなのだろうか?(しかし易きに流れては成長はあるまい。まぁ現実を見ればそんなことは分かっているのだろうけど)
もしくは自ら喜んでコンピュータ黎明期の骨董になろうとしているのだろうか?

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ということで、いらない時間を使ってしまったため一言書いてしまったが、こういった声も裏を返せばエールなのであって、どうぞ曲がらず頑張っていただきたいものである。
(冒頭に書いた通り、私は気づくのが遅すぎたが、世の中には激しいお方もいらっしゃるわけで、おそらくボロクソ言われているのではないかと心配になってしまう^^よくそれらに精神的に耐えられるなぁと感心したりもする^^)

しかし、「マズいと思ってることもマズいまま世に出してしまう」ことや「現場の一般ユーザ目線の基準とか【正常な感覚】を持てていない」ということは、一言で言えば「意思決定がうまくできてない」ということなので根は深そうである。

それこそWindows OSで世を席巻し、Internet Explorer独自仕様 (IE特別対応。何億人のエンジニアが泣かされたことか^^)とかOfficeマジック(Excelマジック、Wordマジックなど)とかのように「こっちが親でユーザが子なのだから、いちいち細かい要望を聞いてられるか!(エンジニアが困ってようが知ったことか!)」的な態度が祟っているとも言えるわけで、MSとして本気でユーザ目線に戻るのか、それとも過去の栄光にしがみついてあぐらをかき続けるのか(そして沈むことも気付かず、気づいた時には海の底とか^^)、そろそろ本気で気づかなければならない頃だろう。

そして、私が言うまでもないが、そのマズさはMS自身が一番知っているはずである。いやと言うほど気づいているのだろうが、それでもなかなか「やらかし」が止められない点に相当の根の深さを窺い知ることが出来るのである。

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