2023年8月15日火曜日

macOSでのウィンドウ切り替え操作について

Macで作業していて、YouTubeの解説動画を見ながら作業をしたいことがある。

解説動画の文字が小さい場合はフルスクリーンにして見るのだが、解説動画の通り操作するため動画を一時停止してコマンド+タブ(⌘ + →| )で、作業用アプリケーションに切り替える。

ここまでは良いのだが、解説動画の続きを見ようとして再度コマンド+タブを押すと、フルスクリーンにしたYouTube画面には戻ってくれず、別のアプリケーションに切り替わってしまう。
これを実に何百回も性懲りも無く繰り返してしまうのである。。。😢
(多分同じお悩みをお持ちの方は、実は相当数の方がおられるのではないかと感じる。)

これは、Mac的には「操作スペース(英語:Spaces)」が異なっているため、コマンド+タブでは切り替えられないらしい。
「操作スペース」を切り替えるには、別のショートカット:コントロール+右矢印( ^ + → ) で切り替えるのがMacの流儀となっているらしい。
(ショットカット設定はシステム設定(System Settings) → キーボード(Keyboard) → キーボードショートカット(Keyboard Shortcuts...) → Mission Controlで確認できる。 (Move left a space / Move right a space ))
(また、Macbook Proなどトラックパットがある場合は、4本指スワイプでも切り替えられますね。)



※Windowsにも同じように、Windowsキー+タブで「デスクトップ」を切り替えられる機能がありますね。Windowsの場合もデスクトップが異なるとALT + Tab ではアプリケーションを切り替えられることは不可能ですね。


そこまでは分かったのだが、しかし、YouTubeをフルスクリーンにしただけで「別の操作スペースに移動された」ということは、一般ユーザーにはあまり直感的ではないと思うのだがどうだろうか?(その辺の直感性とかUXとかはむしろAppleが一番嫌うはずでは???)

ということで、もちろん議論に議論を重ねた上でのApple精神みたいなものに則った上での「答え」として世の中に出してはいるのだろうが、それでも多くのユーザの「直感」とは少しズレてる(失礼!)という点で書いておくこととする。

切り口を変えていうと、Appleがユーザに求める操作は、
・ユーザ自身で対象画面をフルスクリーンにしたかどうかを記憶しておくこと!
・フルスクリーン(別の操作スペース)に切り替える場合は、コントロール+→
 それ以外はコマンド+タブで画面を切り替えること!
ということを暗黙的に求めている、ともいえよう。

しかしユーザとしては作業に集中したいのに、いちいち「このYouTubeは細かい文字がないからフルスクリーンにはしてない、こっちは細部を見たいのでフルスクリーンにした」を覚えておかなければならず、コントロール+→ と コマンド+タブ を押し間違えると、ものすごく時間の浪費を感じるのである。

ということで、いろいろ書いてしまったが、言いたいこととしては、崇高なApple精神を曲げてもらう必要は全くないのだが、初期状態ではなくても良いので、回避策を公式に用意しておいてもらいたいと思ったばかりである🙇‍♂️

※そこまで考えるとAppleが考える方針と照らし合わせると、「フルスクリーンにしただけで別のスペースになる」というのが果たして方針・定義通りなのか?という問題とも思えてくる。ユーザの同意とか明白な認識のもとに別スペースにしたかどうか?ということ。

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